内田慎也／日本歯科専門医機構認定／矯正歯科専門医

不正咬合の分類

下記のように不正咬合には、さまざまなタイプがあります。

叢生(乱杭歯)

上顎前突(出っ歯)

反対咬合(受け口)

開口(ｵｰﾌﾟﾝﾊﾞｲﾄ)

ガミースマイル(Gummy Smile)

上記の不正咬合以外にも『過蓋咬合』『交叉咬合』『上下顎前突』『機能的不正咬合』など、歯槽性や骨格性の問題もある場合があります。またこれらの状態が幾つも重なり合い複雑な症例もあり、人それぞれにより症状が異なりますので、しっかりとした精密検査を受けて治療をすることが大切です。

経過動画の治療見本 　・主訴：開口で食事と発音が上手くできない 　・診断名：開咬を伴うAngleⅠ級叢生症例 　・年齢：14歳8か月　 　・装置：マルチブラケット装置 　・抜歯部位：上下顎左右第一小臼歯の抜歯症例 　・治療期間：2年4か月　 　・治療費：80万円 　・治療上リスク：①矯正装置の不快感と違和感②患者本人の協力度の重要性③歯磨きの習慣づけ④う蝕の発生⑤歯肉炎･歯周病因子⑥構音の障害⑦顎関節症⑧歯根吸収⑨治療期間のズレ⑩保定装置の必要性⑪後戻りの可能性など

このように矯正の治療は、装置の力で生きた歯をゆっくり時間をかけて、丁寧にあごの骨の中を動かしていきます。

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いろいろな種類の装置について

患者さんの不正咬合の状態や年齢などにより装置のシステムや種類が変わります。








































リテーナー(保定装置)は、患者さん一人一人の症例に合った装置を作ります。

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