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矯正歯科治療を専門に行う歯科医院

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.045-664-1182

〒231-0868 横浜市中区石川町2-64プラザセレス石川Ⅰ-5F

コンセプト&ポリシーpolicy&FAQ

■ 治療コンセプト


1.歯科矯正治療とは・・・!?

 美しさは、これからの時代にとても大切になります。しかし、美しさだけが矯正治療の目的ではありません。虫歯・歯槽膿漏・噛み合わせ・発音・口もとや顔かたち・顎関節症など、これらは歯並びと深い関係があります。通常健康な歯は、理想的な位置に動かすと長持ちします。一生自分の歯で食事を楽しむのも夢ではありません。
 これからますます国際化が進む社会では、美しいスマイルとともにきちんと自己主張できることが、重要なこととなるでしょう。歯並びや口もとの印象の良しあしが、大きくものをいってくる時代になると思われます。

『まず歯は何のためにあるのか?…
          …矯正治療は何のためにするのか?』


 ①しっかりものを噛み込むことができること
 ②嚥下(噛み込んだものを飲み込むこと)が正しくできること
 ③鼻呼吸が正しくできること
 ④発音が正しくできること
 ⑤顎の運動や顎関節に負荷をかけないようにすること
 ⑥虫歯や歯槽膿漏になりにくい環境にすること
 ⑦歯が綺麗に並んでいること
 ⑧口もとや顔貌が美しいこと
 ⑨安定したかみ合わせが長持ちすること



2.矯正治療のゴールとは・・・!?

 矯正治療はとは、歯並びや噛み合わせを良くして、できるだけ自分の歯を長持ちさせ、その人を機能的にも心理的にも健康にすることが最大の目的です。
 それ故、歯槽骨という骨の中にある歯を動かすことは、丁寧に時間をかけて安全に治療をしなければ、歯にも周りの組織にも悪影響を与えることがあります。したがって治療に関しては慎重に考えて頂きたいと思っております。

 更に重要なことは…動かした歯を安定した理想的な位置にとどめることや、治療後の新しい環境に適応させることも考え、その為には保定装置が必須となり、周囲の筋肉や舌などの軟組織のストレッチやリハビリなどのアフターケアも必要となる訳です。
 以上の様に当院では成る可く良い状態が長期間維持されることも大切であると考えております。
 その為には患者さんの協力が不可欠で、それだけ大切な治療を受けているのだと思って頂き、治療後も定期的に検診を受けて頂けると幸いです。


3.矯正治療の限界・・・!?

 上記の様に当院は目的をもって治療を行っておりますが、何せ人間が行うことですから当然限界もあります。例えばいくら矯正治療をしても人間本来の加齢現象には逆らうことは出来ませんし、若い頃の状態に戻して下さいと言われてもそれは不可能なことです。
 また虫歯が非常に多い、重度な歯周病や顎関節症、周囲の組織に重大な病変がある場合など…始めから矯正治療が出来ない患者さんもいらっしゃいます。

 そしてもっとも大切なことは患者さんの『やる気』がなければ、一所懸命先生方が頑張っても治療は進みません。いくら小さなお子さんでも、ちゃんと説明をして少しでも興味をもって頂くようになってから治療を開始するように心がけております。
 とにかく患者さんとの二人三脚でホームドクターとして長いお付き合いをして頂くことになりますので、治療を始める前に先生方とよくインフォームド・コンセントをして頂きたいと願っております。


4.当院の特色は・・・!?

 また当院は予防にもとても力を入れております!例え歯並びが綺麗に並んだとしてもそれぞれの歯が虫歯や歯周病になっては元も子もありません。その為にブラッシング指導やフッ素の毎回の塗布ならびにシーラントなどの予防処置を実践しております。

 特色は歯ブラシを個人個人の状態や磨き方に合ったものを選び、来院するたびに毎日使って下さった歯ブラシを新しいものと交換をしております。その歯ブラシから普段の磨き方の癖や使用時間や付着しているバイ菌数を調べ、患者さんに合った指導を行うわけです。
 そしてなるべく虫歯や歯周病にならないように治療が終わった後も定期的に検診をさせて頂いております。その他必用に応じて、歯のクリーニング・顎関節症・マウスガード・デンタルドッグなどの自費治療も行っています。

頭部コンピュータ断層撮影装置

 当院では頭部コンピュータ断層撮影装置を導入しました。歯科専用のCone-Beam Computed Tomography(CBCT)は、低被爆で高解像度のX線撮影が出来ることが可能となり、精密な撮影ができるようになりました。

《 Cone-Beam Computed Tomography 》

 頭部コンピュータ断層撮影装置は、CT撮影に加えデジタルパノラマ/セファロ撮影を1台で可能にしたAll-in-oneタイプのCBCTX線診断装置です。

 さらにCBCTは、X線写真で異常が認められた場合にパノラマスカウト機能(パノラマX線写真上で位置付け)を使うことにより、小照射野(40φ×40mm)CT撮影が可能となりアーチファクトや被爆線量のリスクを低減することができ、診断目的に合わせた撮影を⾏うことも可能です。


虫歯発見機

 また虫歯発見機という歯質に当てたレーザー光の反射を解析し歯質の変化を高精度で解析する装置と上記の断層写真なども併用して、分かりづらい虫歯の発見に努めております。
 そこでもし何か異常を早期に発見したなら、私どもがセカンドオピニオンとなり信頼がおける一般歯科医院をご紹介するシステムもございます。

 生きた歯は一生ものです!失ったものはお金では買えません。仕方ない場合もありますが、なるべく虫歯をつくって詰め物なのど人工物を入れないよう患者様に指導を怠らないように頑張っております。



5.当院の衛生管理は・・・!?

 高濃度弱酸性次亜塩素酸除菌水と中性ナノ洗浄液の複合洗浄消毒システムで、院内感染対策と衛生管理を強化しております。

弱酸性次亜塩素酸除菌水と中性ナノ洗浄液の複合洗浄消毒























■ 治療の流れについて

     
  1. 初診

    歯列矯正のお話や精密検査の説明を致します。初診料は原則無料です。
  2. 精密検査

    初診後に治療が必要な方は精密検査を行います。所要時間は30分程度です。症状にもよりますが、精密検査料は3.5~5万円程度かかります。
  3. カウンセリング

    コンピュータ診断を行い精密検査の結果と治療方針や期間・費用などのご説明を1時間程度かけて、じっくりとご説明致します。
  4. 治療準備と契約
    (2次検査)

    矯正装置を作成するための2次検査と装置をセットする前準備を行います。治療を開始する最終的な判断と契約書ならびに承諾書にサインを頂きます。
  5. 装置装着
    (便宜抜歯等などの準備)

    初期の装置がセットされ矯正治療が開始されます。また抜歯症例の場合は当院にて便宜抜歯の処置を行うこともあります。
  6. 本格的な治療期間
    (動的治療期間)

    一旦装置がセットされますと3~4週間の間隔で2~3年ほど、装置の調整やワイヤーの交換などを順次行います。更に来院時の度にブラッシング指導やフッ素塗布あるいはシーラント処置も行うこともあります。
  7. 動的治療終了後

    保定装置へ移行

    歯並びやかみ合わせが改善されると矯正装置を一旦除去します。そして歯並びが元に戻らないように可撤式の保定装置(リテーナー)を入れます。その後2~4か月に一度の間隔で1~2年ほどリハビリやストレッチをするために通院をして頂き、その間念入りな予防処置も行います。

■ よくあるお問い合わせ…


『歯並びと矯正治療について』


 お子さんに初めて歯が生えたときの感激を覚えておられますか?
 いま、お子さんの歯ならびはきれいで、よくかめているでしょうか。
子供たちの歯は、ちょうど小学校に入るころから乳歯と永久歯の生えかわりが始まり、12歳ごろにそろいます。
 お母さん方の中には、乳歯はどうせ生えかわる歯だからと、出っ歯や受け口または乱杭歯(がたがたの歯)などを気にしない方がいます。でも、これは間違いです!
 美しい歯ならび、正しい噛み合わせになるように、早い時期から成長発育を正しい軌道にのせて見守ることが大切です。


● 矯正治療とは具体的にどういうものか?

矯正治療は、歯ならびや噛み合わせを良くして、できるだけ自分の歯を長持ちさせ、その人を機能的にも、心理的にも健康にすることが最大の目的です。さし歯にしたり、入れ歯をしたりして治す治療ではなく、矯正装置の力で歯をゆっくり時間をかけて、あごの骨の中で動かし並べて治します。


● “悪い歯ならび”とはどの様なことか?またいつ治療を始めるのが良いのか?

出っ歯(上顎前突)・受け口(反対咬合)・八重歯・乱杭歯(叢生)やスキ間のある歯ならびなど、噛み合わせの悪いものはすべて矯正治療の対象になります。悪い歯ならびにはいろいろな種類があり、その状態によっては乳歯の頃から治した方が良い場合や、永久歯になってから治した方が良い場合があります。このように患者さんにより症状は様々ですから、ご両親が気になったり、かかりつけの先生からご指摘がありましたなら、取りあえずは矯正歯科の先生にお早めにご相談することが大切です。

● どの様な装置で治療するのか?

最近では材料の発達により数年前に比べて見た目も美しく、痛みも少なく治療できる装置が開発され、使用されるようになってきました。装置にも色々なタイプのものがあり、それぞれの方に合わせた治療法と装置を選択します。


● 矯正治療にはどのくらい通院が必要なのか?

治療開始までに、検査・診断・ブラッシング指導などで初めは2~3回程度短期間のうちに来院して頂きますが、一旦装置を装着した後は3~4週間に1回の間隔で治療を行います。また、治療期間は歯ならびの状態や始める時期により異なりますが、1~2年から数年までかかるのが通例です。


● 治療費は大体どのくらいかかるのか?

歯ならびの状態、治療の方法、年数などの個人差がありますので費用は異なります。また実際に患者様のお口の状態や症状を拝見しないと費用を決めることはできません。人間は物や商品とは違い、個人それぞれにより治療方法や期間は異なるものです。その人、個人個人に合った治療法やそれに見合った費用が決まるのですが、まずは当院におけます平均的な治療費をご紹介しますので、取り合えずご参考にして下さい。

■ 歯列矯正の治療費(自費)の平均(矯正装置の基本料金)
 永久歯および成人矯正 77~132万円(難度により費用が高くなります) 
 混合歯列および小児矯正  45~77万円(難度により費用が高くなります)
 部分的な矯正  20~45万円(難度により費用が高くなります)
 外科矯正  90~130万円(保険適応の場合は約60~80万円)
※基本料金とは別に、診査・診断料や装置調整料または特別な装置の費用等がかかることがあります。
※上記費用は、消費税込みの表記です。

■ 基本料金とは別に必要な治療費
 初診・相談料 紹介状および依頼状をお持ちの方は基本的に無料です 
精密検査料・分析診断料  38,500~66,000円(検査項目が増えますと高くなります)
装置調整料・口腔管理料  6,000円/1回(調整料は、通常1~2ヵ月に1回程度です)
※上記費用は、消費税込みの表記です。

■ 特別な装置の付加料金と費用
 セラミック・審美ブラケット 基本料金+11~22万円 
 舌側矯正  基本料金×1.5倍(99~132万円)
 マウスピース型矯正装置  88~110万円(難度により費用が高くなります)
※上記費用は、消費税込みの表記です。
※矯正治療の費用は20歳未満であれば殆どが医療費控除の対象になりますが、成人矯正の場合は審美治療となるため一部の症例を除き認められていません。


 以上の通りに紹介の方は初診・相談は随時承りますので、まずはご予約の上ご来院下さい。
検査・診断の結果により費用が決まりましたなら、お支払いの方法は分割も可能ですので遠慮無くご相談下さい。


● 矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用は?

矯正歯科治療は決して万全で完璧な治療法ではありません。日本矯正歯科学会のホームページでは、下記の様な一般的なリスクや副作用を紹介しておりますので、ご確認のうえ参考にして下さい。

①最初は矯正装置による不快感、痛み等がありますが、数日間~1、2週間で慣れることが多いです。
②歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間か延長する可能性があります。
③装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
④治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
⑤歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることもあります。
⑥ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
⑩様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
⑪歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
⑫矯正装置を誤飲する可能性があります。
⑬装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性やかぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
⑭装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
⑮装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
⑯あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
⑰治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
⑱矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
               引用 / 日本矯正歯科学会webサイト:2020年度HP倫理審査「医療広告ガイドライン」


 美しさは、これからの時代にとても大切になります。しかし、美しさだけが矯正治療の目的ではありません。
噛み合わせ・虫歯・歯槽膿漏・呼吸・発音・嚥下・顎関節症・口もとや顔かたち…など、これらは歯ならびと深い関係があります。健康な歯は、理想的な位置に動かすと長持ちします。一生自分の歯で食事を楽しむのも夢ではありません。
 これからは、ますます国際化が進む社会では、美しいスマイルとともにきちんと自己主張できることが、重要なこととなるでしょう。歯ならびや口もとの印象の良しあしが、大きくものをいってくる時代になると思われます。


※先生からちょっとしたアドバイス…“『くせ』や『しぐさ』 あなた自身やあなたのお子さんは、・・・

★口をあけて、呼吸をしていませんか?(油断をすると口が開いてしまう?)
★普段の発音で気になる点はありませんか?
★いびきをかいたり鼻の病気はありませんか?
★よく噛めなくて、食べ方も遅くありませんか?(いつも同じ側で噛んでいる?)
★舌が大きく、いつも前へ出すくせはありませんか?
★顔が少し曲がっているように感じませんか?


 かわいい『くせ』や何気ない『しぐさ』だと思っていたことが、実は、くせやしぐさですまされない場合があります。くせやしぐさが今の歯ならびに関係があったり、将来の悪い歯ならびにつながったりすることがあるのです。例えば、口呼吸を長い間続けていると、前歯があきっぱなしになったり、出っ歯になったりします。当然、発音もうまくいきません。何気ない『くせ』や『しぐさ』にもお母さんやご自身の観察と注意が必要なのです。


Uchida Orthodontic Clinic内田矯正歯科クリニック

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